失敗しない足がつる時の薬の話【病院や薬局で買える】

失敗しない足がつる時の薬の話【病院や薬局で買える】

こむら返りの薬とは?

こむら返りの薬としてよく使われているものに「芍薬甘草湯」があります。これは生薬を配合した漢方薬の一種で、ショウヤクカンゾウトウと呼びます。芍薬と甘草と2つの生薬が配合されており、こむら返りを素早く改善するための薬として利用されています。

 

働き

芍薬甘草湯の働きは筋肉の緊張をゆるめこむら返りを改善したり、胃腸や胆のう・子宮・骨格筋などの緊張を和らげる痛み止めとしても活用されています。さらに腰痛や肩こりのような筋肉の緊張による痛みにも効果的があるといわれています。

 

成分

芍薬と甘草の2つの生薬から作られています。これらは自然の植物を利用したもので、どちらも痛みや筋肉の緊張をほぐすために便利な生薬です。漢方薬は煎じて使用するものもありますが、市販薬や病院での処方はエキスを顆粒にしたり錠剤に加工したりして飲みやすくしています。

 

使える人

東洋医学でいう体質に関わらず幅広い人が服用することができます。生薬のため副作用が少なく、量を調節すれば小児からでも服用が可能です。

 

購入の仕方

病院にて芍薬甘草湯を処方してもらうか、芍薬甘草湯が含まれる市販薬で治療ができます。生薬のため副作用は少ない傾向がありますが、血圧を上げる作用が出る可能性もあるため、持病をお持ちの方は医師または薬剤師の方に相談してください。

こむら返り薬による副作用

こむら返り薬として幅広く使われている芍薬甘草湯は、稀に副作用が出ることがあります。生薬で作られる漢方薬といっても、持病がある方などは副作用が出ることがあるため注意して服用するようにしてください。副作用として現われるのは次のような症状です。

 

間質性肺炎

呼吸困難、乾いた咳が現れます。肺の間質組織の線維化が起こる疾患で、通常の肺炎とは症状が違うのが特徴です。この病気はほかの病気が原因となったり、薬の副作用で起こることがあります。

 

偽アルドステロン症

甘草の副作用として現われることがあります。副腎より分泌されるアルドステロンが過剰に分泌されているような症状が出ます。手足のだるさ、しびれ、筋肉痛、脱力感などの症状などです。

 

うっ血性心不全

全身がだるく息切れや動悸が現れた場合は心臓の問題があると判断できます。心臓のポンプ機能が損なわれるもので、全身に送る血液が届かなくなるためめまい・失神が出ることがあります。

 

肺機能障害

薬の解毒は肝臓で行われるため、副作用が強く現われると肝機能障害となることがあります。黄疸が出ると皮膚や白目が黄色くなります。全身がだるく、食欲不振がある場合に注意してください。

長期間飲み続けるのか?

こむら返りの薬は長期間飲み続けるのでしょうか?市販薬でよく利用される芍薬甘草湯の場合は発作が起きたときだけの服用となり、病院で処方されたほかの薬では長期間の服用のこともあります。これらの薬はこむら返りを直接改善するというより、筋肉の痙攣を抑えやすくする薬ですから、根本的な解消法も同時にやるようにしましょう。

 

芍薬甘草湯

基本的に症状があるときのみ飲む薬です。足がつる症状が出てすぐ飲めば効果を感じるとされています。夜中に足がつりやすい方は枕元に置いておくとよく、運動中に足がつる方はバッグなどに入れておくと便利です。

 

筋肉の痙攣を素早く抑える薬となっており、症状が出てから飲む薬となります。長期服用としては利用されておらず、1日の服用回数にも制限があります。1日数回など決められた回数を守り服用しましょう。

 

筋弛緩薬

病院で芍薬甘草湯とともに処方されることがあります。この薬も症状が出ているときのみ飲む薬で、長期服用では筋収縮機能に影響を及ぼす恐れがあるため避けます。この薬は芍薬甘草湯を処方しても症状が酷いときなどに利用されています。

 

抗不安薬

不安に対する身体的な症状を緩和させるために処方されます。不安障害が原因となり筋肉の緊張が引き起こされる場合などです。長期服用かはその人の症状により異なります。

 

こむら返りってそもそも何?

妊婦は飲める?

妊娠中に足のつりが起こりやすくなると感じることがあります。これは胎児の成長に栄養がたくさん必要となるためで、母体のミネラルバランスが悪くなるためです。ほかにもビタミン不足や冷えなどもこむら返りの原因として考えられています。では妊娠中にこむら返り薬は飲むことができるのでしょうか?

 

病院に相談すべき

妊娠中は薬の影響により正常な妊娠が継続できなくなることもあります。そのため、こむら返り薬に関わらず薬の服用は必ず医師の診断を受けてください。その上で必要だと判断された場合に限り、こむら返り薬は飲むことができます。

 

芍薬甘草湯も避けるのが無難

漢方薬の一種である芍薬甘草湯もこむら返り薬として買うことができます。市販薬として売られているこむら返り薬の多くは、この薬が配合されています。芍薬甘草湯は漢方薬ですが、副作用が無いとは言い切れないため妊娠中の方は勝手に飲まないようにしてください。

 

妊娠中に飲めるもの

唯一妊娠中でも飲めるといえるのが、天然原料を使用したミネラルサプリです。妊娠中はいつもより多くの栄養素が必要となるため、ミネラルが不足することがあります。ミネラルは筋肉の信号を正常にするために必要となる栄養素です。飲む場合は安心して服用できるメーカーのものを選びましょう。

参照サイト

こんな人は薬の備蓄を

足がつる症状はスポーツ時や就寝中に起こることが多くなっています。突然の痛みに何も対処できない人も多くいますから、なりやすい体質の方はこむら返り薬を常備しておくことも考えましょう。次のような人は足がつりやすくなります。

 

運動中の脱水

長時間の運動や激しいスポーツなどで脱水すると、体内のミネラルバランスが悪くなり、筋肉の異常収縮が起こります。筋力が低下した人がいきなり運動をする場合も注意が必要です。

 

立ち仕事

長時間立つ仕事では筋肉が疲労しやすく、就寝中に筋肉が痙攣を起こしやすくなります。長時間緊張した状態を保つのは避けるほうがよく、立ち仕事の方は1日の疲れを解消できる入浴やストレッチなどを活用すると予防できます。

 

高齢者

高齢者は慢性的な運動不足による筋力低下、脱水によるミネラル不足、内臓疾患なども影響を及ぼすことがあります。年齢を増すほど起こりやすいともいわれています。

 

妊娠中

妊娠中は胎児へ栄養がたくさん必要となり、母体への栄養供給が後回しになりやすいため、ミネラルやビタミン不足で足がつるといわれています。(妊娠中の薬の服用は医師の許可を得てください)

 

糖尿病などの病気

病気の影響でも足がつりやすくなります。この場合は病気の治療が優先されます。

 

足がつるのを何とかしたい!

 
 
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